教育方針
強く 明るく より高く
教育方針
- 生徒一人一人が人間としての在り方・生き方についての自覚を深めるとともに、他者の人格を尊重する態度を育成する。
- 国家社会の有為な形成者となることを目指し、国際的視野に立って諸々の事象を判断し、その行動に責任をもつ態度を育成する。
- 社会の変化に主体的に対応できる知識・技能を身につけ、これらを実践に移す積極的な態度を育成する。
- 個性を伸長し、自信と希望に満ちた生活設計を樹立しようとする態度を育成する。
令和7年度の重点目標
(1)学力の向上
- 各教科の指導内容を充実させ,基礎・基本の学力の定着と個々の適性の伸張を図り,自己教育力の育成を図る。
- 特別活動を通じ,集団の一員としてのよりよき生活習慣を身につけさせるとともに,個々に応じた能力の育成を図る。
- 生徒理解の考えを基本として,自主性を伸ばす生徒指導を推進し,誠実でたくましい心豊かな国際人の育成を図る。
(2)進路指導・キャリア教育の充実
- 進路志望の実現を支援するため、適性検査・模擬試験・補習等を計画的に実施し、各学年・教科等で確実に学力分析を行い、その結果を面談等における進路指導に生かす。
- 生徒が自己の在り方生き方を考え主体的に進路を選択することができるよう、キャリア・パスポートの役割を果たすICTキャリアノートを活用し、「学びのデータの蓄積」を推進する。
- インターンシップの拡充や企業・研究施設等の見学の実施により、目的意識をもって学ぶ態度を育成する。
(3)SSH事業の推進
- SSH第Ⅳ期の4年目となる今年度も、第Ⅰ期から第Ⅲ期で研究開発した取組の成果・検証を基に、STEAM教育を発展させ、人文・社会科学も包括した分野融合型のカリキュラムを開発するとともに、探究活動に必要な課題発見力・仮説設定力・計画力・実証力・考察力・表現力の育成を目指す。
- 全職員で分野融合型カリキュラムの開発に努め、持続可能な指導体制を構築する。
- 課題研究をさらに充実させることにより、論理的思考力、統合的・発展的考察力を育成する。
- フィールドワーク等のSSH研究開発の成果を市内小中学校及び高等学校へ普及させ、科学の芽を育てる取組の広域連携を積極的に行う。
- 科学技術人材育成重点枠の指定を受け、国際性の涵養を図る取組をさらに進める。
(4)心身の調和と個性の伸長
- 多様化、複雑化した生徒が抱えている問題に対応するため、教育相談体制の充実を図るとともに、個々の教員のカウセリング能力向上を目指す。
- 通級による指導(自立活動)等の特別支援教育をさらに推進し、個々の生徒の特性に応じた指導に努める。
- あらゆる教育活動の中で、自己肯定感を高めるような指導を行う。
(5)安全・安心な学校づくり
- 自然災害等に対する危機意識を高め、非常時への備えを充実させる。
- 交通安全指導や外傷予防に関する研修等を行い、事故や怪我を防止する。
- 安全点検を確実に実施し、危険箇所の把握・改善に努める。